2008年9月1日月曜日

10年選手

僕の周りには沢山の10年選手達がいます。
中学生の時に始めて自分で買ったベルト。
初めてケアンズに来た時に仕事へ行く為に買ったリュック。
ここケアンズではなかなか履く機会はないが愛用のブーツ。
その他にも沢山のものが僕の周りにあります。
そろそろ新しいものに変えようかな、って思うのだけれども実際はまだまだ使える。
少々痛んでいる所はあるのだけれども、少し手を加えれば問題なく使えるものばかり。
そうやって使っていくものって、自然と愛着が湧いてきますよね。
僕の10年選手達は僕と一緒に今まで生きてきてくれました。そしてそれらは僕の様々な思い出の中に一緒にいるのです。
モノが沢山溢れている今。
人間(僕も含めて)って新しいものが大好きですよね。
もしあなたが何か新しいものを買おうと思った時、もう一度自分の周りを見渡してください。
そして今まで自分と過ごしてきた「もの達」をもう一度探して見つめてみてください。
きっとそれらはまだまだ使えるはず。
もう少しだけ「それ」を使ってみてください。

今僕達に出来る事。
モノを大切にする事。
ゴミを減らす事。
そして、全てのものに感謝する事。

2 件のコメント:

Erie さんのコメント...

古いものってこれまた味が出ていい!この10年選手の鞄もいい味出てます!!こうして物にも命が吹き込まれていきますね。お金の問題ではなく、大切なことを見据えて心で買い物。心で使うのが大事かもしれないね。

yoshi さんのコメント...

「もったいない」子どもの頃、両親や祖父母によく言われていた言葉の一つです。数年前、もったいないおばさん旋風が巻きおこったことから考えても、新しいものが良いとされている風潮や利便性に押されて、最近ではあまり使われなくなっているのかもしれません。
ムダにしない。物を大切にする。当たり前のことを当たり前にすることの大切さと難しさを感じます。